決心して、禁煙に挑戦してもまたタバコを吸ってしまう。
これはたばこの煙に含まれるニコチンが強い依存性を持つためといわれています。
タバコを吸うと多くの有害物質とともにニコチンが肺→血中に吸収され体内を循環し、脳で快感を感じさせる物質(ドパミン)を放出させます。
喫煙者はこの快感をおいしいと感じ、しばらくすると我慢できず、次の1本でまた快感がほしくなるという悪循環に陥ってしまうのです。
これが≪ニコチン依存症≫という病気です。
当院ではニコチンを含まない禁煙補助薬チャンピックスを3か月間内服継続して頂くことで禁煙を支援しています。
この薬はニコチンを脳内でブロックしタバコがおいしいという満足感を抑えるとともに、ニコチンに代わり脳内に少量のドパミンを放出させることでタバコが吸いたいという渇望感を抑える働きがあります。
受付は随時行っていますので受診の上ご相談ください。
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健康保健適応で治療できるのは1回/年のみです。3ヶ月間きっちりと治療をして1度で禁煙してしまいましょう。
禁煙により呼気中の一酸化炭素濃度が低下していることを確認します。